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品質へのこだわり

長い年月の中でライフスタイルが変わっても、共に成長できる建物であるように。
大切な夢や理想がつまった建物だからこそ、デザインなど「見える部分」だけでなく、
構造などの「見えない部分」の品質にもこだわりました。

耐久性

外壁(塗り壁)

ノンクラック通気工法

壁体内に風を通し湿気を
排出することで、躯体を強く保つ

外装材と断熱材の中間に通気層を設け、侵入した湿気を壁体外に排出して壁体内を乾燥状態に保つことで、結露や腐食や錆から躯体を守り、建物を長持ちさせることができます。
また通気層による遮熱効果により外気温の影響を少なくし省エネになるほか、2重壁構造になることによって防水性能を高める効果もあります。メンテナンス面でも、シーリングと言われる目地材の打ち直しが不要となるため、ランニングコストを下げることもできます。

防蟻対策

防蟻防湿シート

外部からのシロアリ侵入を防ぐ

基礎の下に敷く防湿シートに防蟻の薬剤を浸透させたシートを敷くことで、シロアリの忌避効果(近寄らせない効果)があります。WVA樹脂でできた厚みのあるシートなので、地中の生物に分解される心配もなく、地中に埋めるので紫外線による劣化や蒸発もないため、長期間薬剤の効能が継続されます。
薬剤はWHO(世界保健機関)にも認められた安全性の高い「ビフェントリン」を使用しており、水に溶けにくく、シートから流失、揮散しません。

床組

鋼製束

耐久性が高く、
白蟻にも強い鋼製束を使用

床束とは、1階床の構造部材を支え、荷重を地面に伝える重要な役割をもっています。
鋼製の床束は湿気や白蟻に強く、耐久性に優れており、従来の木製の床束と比べ、腐食の心配もありません。そして、木ではないので乾燥で痩せたり湿気等で腐ったりとすることがありません。また、ジャッキ機能によりメンテナンスも容易になっています。

屋根

改質アスファルトルーフィング

屋根からの雨水侵入を阻止する、
優れた防水シート

アスファルトルーフィングとは屋根の野地板の上に敷く防水シートのことをいい、屋根から建物内部への雨水の浸入を防ぐ重要な役割をもっています。
改質アスファルトルーフィングは従来のルーフィングにポリマーや天然アスファルトなどを加えることでより耐久性を向上させており、温度変化に強く、またシール性にも優れているので雨水の侵入をより防ぐことができます。

耐震性

構造計算

許容応力度計算

最も信頼性の高い構造計算による
「耐震等級3」

耐震等級

3

「許容応力度計算」は構造計算の中でも最も精度の高い構造計算と言われており、壁量や床や屋根の倍率(強さ)、柱の座屈、接合部の検討だけでなく、基礎や横架材などのより詳細な計算を行い、200ページ以上にわたる構造計算書を作成します。
弊社では全棟許容応力度計算を実施し「耐震等級3」を標準仕様としております。

基礎

ベタ基礎

足元を「面」で支える構造で、
高い耐震性を持つ

地震大国である日本において地震対策を考える時に重要なのが「基礎」です。弊社では基礎部分に鉄筋を配しコンクリートを敷き詰めることで、優れた安定性と強固な強度を持つ「ベタ基礎」を採用しています。
地面を鉄筋コンクリートで覆い固め、建物の底板全体で地震の揺れによる変形に耐えて重量を分散し、建物を支えることができます。
また、ベタ基礎は地面から発生する湿気やシロアリ被害にも強い構造です。

基礎・構造

地中梁

不同沈下などの応力に対抗し、
より強靭で安定した基礎を担う

地中梁とは地中に埋め込んだ鉄筋コンクリートの梁をいいます。床下の基礎部分は一般的に人通口( メンテナンスで人が通る場所) があり、人通口によって梁が寸断されることで、基礎の強度が弱まってしまいます。弊社では高度な計算が必要になる「許容応力度計算」を全棟実施し、計算結果を元に地中梁を計画して入れることで、強靭で安定した構造にしております。

床組

剛床工法

地震や台風の水平方向の力に強く、
歪みにくい

近年想定できない地震や大型台風などの災害が多く起きています。
そういった災害に強い床組工法が「剛床工法」です。
従来の根太工法では12mm厚の合板と根太を使い床を組んでいきますが、弊社の剛床工法では床下地に28mm厚の構造用合板を使用し、水平材を使わず梁と床を一体化させて強固に接合することで、従来の工法より地震や台風などの横から加わる水平荷重や、ねじれに強い構造になっています。

制振ダンパー

耐震+制振でさらに強固な構造に

100年
以上の
耐久性

強い建物を考える上で耐震性を高めることは勿論大切ですが、地震の揺れに耐える「耐震」だけでなく、揺れを吸収して軽減させることにより、住宅の破損や消耗を抑え、ダメージの蓄積による劣化を防ぐ「制震」も重要になります。
弊社では制振ダンパー「WUTEC-SF」を壁4面に入れることで揺れに耐えるだけでなく、エネルギーを吸収しダメージを軽減させることができます。
また、過去の大震災は短周期と長周期の揺れの繰り返しにより建物が崩壊するケースが多数ありましたが、WUTEC-SF はどの周期の揺れにも効力を発揮します。

▶︎耐力壁4枚の場合

▶︎耐力壁2枚+WUTEC-SF2枚の場合

※メーカーによる振動台実験の結果

安心・快適性

断熱材

吹付発砲ウレタンフォーム

長期間変わらない
高気密・高断熱仕様

断熱等
性能等級

5

弊社では温室効果の高いフロンガスを使わず、水を使って発泡させる人と環境に優しい高性能断熱材「吹付発泡ウレタンフォーム」を採用しています。
現場で発泡させながら壁・天井に吹き付けることで構造躯体にぴったりと接着し、一度接着すると長期間に渡り性能の劣化はほとんどなく、隙間ができることもないため、冬は暖かく、夏は涼しい快適な室内環境を維持することができます。

24時間換気

ダクト式第3種換気システム

目に見えない室内汚れやニオイを
24時間換気

気密性の高い建物だからこそ、健康で快適な環境づくりのために、良質な空気の循環を計画的に行う必要性があります。弊社では建物全体が安定した換気量を保てるように、1棟ごとに換気計算を行います。換気計算をもとにダクトを室内全体にめぐらせて、汚れた空気を逃さずDCファンで1ヶ所に集めて排気し、同時に新鮮な空気を給気することで、室内空気をきれいに保ち続けます。

アルミ樹脂Low-E 複層窓

断熱性・水密性に優れた窓

室外側はアルミにすることでサッシ自体が軽くなり強度が出て、かつ紫外線などの外部環境に対して耐久性が高くなります。また室内側は断熱性・防露性に優れた「樹脂」にすることで、高い断熱性能を実現します。

室内環境

シックハウス対策

ながく健康に過ごせる空間

涙や鼻水・咳などのシックハウス症候群を防ぐため、ホルムアルデヒト等の発出量がゼロもしくは極めて少ない、JIS/JAS 最高基準F☆ ☆ ☆ ☆の建材を採用しています。

汎用性

スケルトン・インフィル構造

あなたに合わせて変化する
自由空間を実現

CASE×CASE はスケルトン(建物の躯体)とインフィル(内装、設備)を分けて計画を行う「スケルトン・インフィル構造」で設計しており、スケルトン状態でも建物の耐力を保つことができるようになっています。
そうすることで、室内に構造耐力上必要な壁や柱を設ける必要がなく、建物が完成したあともライフスタイルや時代の変化に合わせて自由に間取りを変えたり、水回りの位置を変えたりと、何度でも空間を作り替えることができます。
住宅・オフィス・商業店舗など用途に応じた変更も自在です。例えば子供に家を継ぎたいと思った時、間取りが自由に変更できるので、次の世代へも住み継ぎやすくなります。
「建物にお客さまが合わせる」のではなく、「お客さまに建物を合わせていく」ことができます。

※セミオーダーの場合はベースでスケルトンインフィルとなっておりますが、フルオーダーの場合はご要望により異なります。